文化と歴史
黄檗宗・黒滝山不動寺
徳川5代将軍・綱吉公が深く帰依した潮音禅師の影響力はとても強く、２００以上の末寺を組織して、江戸時代黄檗宗黒滝派の本山として栄えました。
黒滝山はパワースポットの宝庫です。
御来光、護摩祈祷、精進料理、座禅、登山などいろいろな体験ができます。
0274-87-3037
ひとぼし祭り
(国の選択無形民俗文化財)
県内に残る最大級の火祭りです。
戦国時代、小幡領主に反抗して武田勢を助け、勝利した喜びを「火祭り」の形で伝えたものといわれています。
闇に浮かぶ炎の輪が、南牧の夏を勇壮に歌いあげます。
８月１４、１５日
マップ
砥沢の砥石
砥石の歴史は南牧の住人、青砥藤綱が鎌倉幕府執権、北条氏への献上から始まり、戦国時代に西上州を征した武田軍が「上野砥」として採掘、これを家臣高坂弾正が賞賛す・・・
江戸時代に入ると徳川幕府の「御蔵砥」として特権が与えられ本格的に採掘、天下の宝の山として保護される・・・
江戸末期より民営化となり全国各地に出荷され砥石の特産地として栄える。
道の駅 オアシスなんもく内販売
℡ 0274-87-3350
椚石（くぬぎ石）
南牧村南東部に位置する磐戸に椚石の採石場があります。
クヌギ石は昭和８年から１２年頃まで、大蔵省（現 財務省）建設にあたり使用することが決まり、「福島県」 「茨城県」「群馬県（室田）」より、石工達が集まり、青木石材店の丁場より石を切り出し、荒取をした石を、磐戸村（ 現 南牧村磐戸 ）に工場を造り、ガンクソーで石を加工、下仁田駅から貨車で東京へ運びました。
当時 三代目が 日本の国が豊かに栄えるようにと豊栄石と名付けました。
クヌギ石は他にも世界遺産候補、富岡製糸場の貯水槽建設に当たり多く使用されました。
財務省玄関はオシャレな椚石で造られた西洋風アーチ型
家の周りにも椚石・・・すてきです
石を切り出すときに唄われた「上州石切唄碑」
椚石採石場
